2009年2月9日月曜日

ホルモンを作るホルモン

毎日1,000kcal近くの菓子を食べているのに健康診断で何も異常が無いのは喜んでもいいのだろうか。


今日はホルモンのお話です。

男性ホルモン(テストステロン)は黄体形成ホルモン(LH)が作成します。
LHは前回の治療法で出てきたプロファシーで上げることが可能です。
つまりプロファシーによる治療は直接テストステロンを補充するのではなく、
LHを上げることで男性ホルモンを上げようとする治療法です。
さらにテストステロンと卵胞刺激ホルモン(FSH)があれば精子を作ることが出来ます。
FSHも前回の治療法で出てきたゴナールエフで上げることが可能です。

健常者であれば脳下垂体からLH、FSHを作ることが出来ますが、
性腺機能低下症の場合、LH、FSHを作ることが出来ない、若しくは量が微量となります。

LH、FSHを補充することで二次成長を促すことは可能ですが、
あくまで一時的な補充であり、完全治療は現在の医学では無理なようです。
人によって区々ですが、治療しても不妊症になる場合が殆どです。
(私の場合、精子1ml中の精子が200万程度。一般的に2,000万以下は不妊症と言われています。)

但し、ゴナールエフによる治療が可能になったのもここ数年ですから、
今後の医学の進歩によっては完治ことも可能かもしれません。


オマケ話:テストステロンはコレステロールから作られます。
      さらに女性ホルモン(エストロゲン)はテストステロンから作られます。
      つまり女性も男性もテストステロンやエストロゲンを体内で生成しています。
      コレステロールと聞くと、悪いイメージが強いですが重要な成分なんですね。

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